2014年1月18日土曜日

探偵の選び方について(3)

探偵の選び方について、(1)と(2)で書いたことは重複してしまいました。

今回は、探偵事務所のweb siteに掲載されている???な事について述べたいと思います。

たまに見かけるのが、「業界ナンバー1」「売上1位」とかです。そんなに売上が大事なんですかね?

次に「調査力がある」です。一般の方には分からないと思います。自分も分かりませんから、、、

調査力ってなんだろう?人に見せることの出来ない部分じゃないですかね?なにやら、調査力を誇示している会社って、どういう風に「調査力」を依頼人に見せるんでしょうか?

「業務用の機材を持っている」とか?大きな機材で目立たないんでしょうか?

実際に調査した報告書を他人に見せないと、どれ位写真が綺麗に撮影できてるとか、ラブホテルから出てくるところをバッチリ押さえているとか、分からないと思うんですけど、そういう会社って人に見せびらかしてるんじゃないでしょうか?

そんな素朴な疑問もあります。

「調査員の技量」は経験です。長年居ても余り育たない人は自分から辞めていきます。

「調査機材の質」は使う人間の知識と経験です。どんなに最高の機材があっても、使えない場面では意味がありません。電車内の様子も撮影して欲しいという依頼があったとします。

満員の山の手線内で撮影できません、、、

繁華街では人が被ってしまい、中々撮れないものなんです。

例えば、渋谷のスクランブル交差点でツーショットを撮影して欲しい、という依頼があったとします。(絶対ないですけど)

普通、尾行調査というのは、文字通り、尾を見ながら行くので、後ろからになります。

ですから前方に出てツーショットって難しいんですよ。お店から出てくるところとか、立ち止まっている場面なら撮影可能ですが、スクランブル交差点じゃ無理でしょうね。

時と場合によるんですね、機材の良し悪しってのは。逆に「写るんです」の方が使えたりするんです。

要するに、”臨機応変”に機材を使いこなす事が大事で、機材の質なんかあまり関係ないです。

業務用の何十倍望遠のカメラを持っているとしましょう。価格も100万円としましょう。

じゃぁ、鶯谷のラブホテル街で使えるのか?という事です。

使えません。

とにかく、依頼人に言いたい事は「冷静」になって探偵選びをしてください。という事です。


探偵の選び方(4)に続く



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