2014年1月12日日曜日

山谷地区の現在(4) 平成26年1月

今度は簡易宿泊所

この看板の字体(フォント)が独特で撮影してしまった。この他、こういった簡易宿泊所が160件程あると云われています。一見、普通の民家っぽいのもあり、見分けが付きにくいですね。でも本当に沢山の宿泊所があります。最近は外国から来るバックパッカーの人たちにも人気があるみたいで、外国の方もちらほら見かけました。

看板に英語で表記されてたりするんですけど、現地に着くと日本語でしか書かれていなかったり、改善の余地はありそう。東京オリンピックの時は外国人が増えるかもしれませんが、全体のキャパはこれ以上増えないと思うので、本当に節約旅行の人たちが集まるんでしょうね。

簡易宿泊所の一泊のお値段は¥1700~¥3000後半でした。殆どが¥2200とか¥2300です。この値段だと、保護費で賄えるとの話もありますが、確認しておりません。労働福祉センターも行きましたがピンク色の外観で違和感が。

この日は「いろは会」商店街の入り口?で労働者の人たちに弁当とお茶を配っていました。20人位の行列が出来ていて、頂いた人たちは何故か、近くの事務所の様なところに「もらいましたー」といって報告していました。

どういうシステムになっているのかな?




東日本大震災の時から放置されているんでしょうか?壁が崩壊しています。会社の社屋のようでした。



厚生食堂 営業していなかったので入店できず。その右手にはパチンコ店「あたりや」があるんですよ。山谷地区では二件のパチンコ店を確認できました。




山谷地区からちょっと外れた住宅街。自宅の前でゴミを焼いているのか?本当に久し振りでこういう光景を見ました。おばさんゴメンね。



最後にセブンイレブン「世界本店」この辺のネーミングのセンスは関西っぽいです。正確には台東日本堤2丁目店さんです^^ この前で酒飲んだりしている労働者がたむろっている事が多いようですが、自分が行ったときは皆無。





山谷地区を訪問して

10代の時にバイクで通りかかった時以来、この付近に足を運ぶことは皆無でした。あの時と比べると、人口も減少したのか?明治通りまで出て酒を飲んでいる人は居ませんでした。季節的なものもあるのかもしれません。

この数の宿泊所がありながら、飲食店の数が少な過ぎます。一軒だけ路上にも椅子を出して客を座らせていた店もありましたが、結局南千住駅まで行って食べました。

玉姫神社横の公園では囲碁か将棋をしている人が数人おり、ホームレスお馴染みの青いシートで覆われた寝床も確認。路上で弁当を食べている人やナンクロをしている人も。

「いろは会」商店街を含め、完璧に寂れています。山谷地区だけではなく、清川や橋場あたりも人けがありませんでした。古い住宅が多く、道も細いです。災害に弱そうな所ですね。

それでもお洒落で当たらし目のマンションがあり、若い人たちが住んでいる場所もありましたが、本当に寂れているので、そういった町並みが好きな人にはいいかも。

祭りの時意外はいつもあんな感じなんだろうなぁ、、、

今度、暖かくなったら再び訪れたいと思います。




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